2014年4月28日月曜日

話して伝える・・・




「お姉ちゃんばかり」
「弟ばっかり」

兄弟間で
口にする子どもは
少なくないのでしょう


親にしてみれば
「どちらも大切と思っているのに」
という場合もあるでしょうし

言われて
「あ~ やっぱり感じているか(汗)」と
思うこともあるのかもしれません


    *


こんな時

 "もっと愛して欲しい"
"私に目を向けて……"
そんな合図だと思って


彼女たちが忘れているだろう
大事にされていたこと
楽しかった場面を
話して伝えることがあります


〇〇ちゃんが 
まだ一人だった時
家族も親戚中も
み~んな〇〇ちゃんに
夢中でね



お姉ちゃんが幼稚園に
行っている間は
ママと二人で
いつも ~~に行って
遊んだんだよ

その時の〇〇ちゃんは
こんなことが大好きで
楽しそうだったよ



「へ~ そうなんだ」

子どもたちも
想像の中ではありますが
「そういうこともあったんだ」と
知ることができます

話していると

「あの時 私
 いつも 一人で
 お留守番していたでしょう?」

 なんて
子どもの中の記憶違いで
寂しがっていることもあって

「まだ小さかったもの
 一人で置いて行ったりは
 していなかったよ
 いつも一緒にいたんだよ」と訂正


もちろん大事なのは
過去だけではなく
今も 「〇〇ばっかり」と
思っているわけだから

 発信してくれた
“もっと愛して欲しい”
“私に目を向けて……”の
サインと受けとめて

話を聞く 抱きしめる
目を 関心を向ける
一つ一つ
自分ができることをしようと
思うのです


    +


そうそう ある男性が
教えてくれました


子どもだけではなく
奥さんが
「あなたは子どもにばかり」
と やきもちを焼くこともあるのだと

そんな時は 彼もまた
「いやいや
 そんなことはないでしょう
 
 この間は〇〇へ一緒にいったし

 
 
 誕生日には〇〇を買ったでしょう」
と 奥さんの忘れている記憶を
呼び戻すのだそうです


 

****************


5月24日 朝日カルチャーセンターで
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初めての方も
これまで他の講座に参加された方も
ぜひ 遊びにいらしてください

****************


アルバムを見ながら
「ここどこ?」
「どうだった?」
なんて
話をすることも


ペンギンのお茶会を名古屋で開催します
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2014年4月23日水曜日

・・ 簡単ではない母業 ・・



メリル・ストリープと
ジュリア・ロバーツが共演する
『8月の家族たち』という
映画を観ました

 ピュリツァー賞とトニー賞を受賞した
傑作舞台を基に 一家の主の失踪を機に
数年ぶりに再会した家族が本音を明かし
秘密がつまびらかになる様子を通し
さまざまな問題を抱える家族のあり方を描く
~YAHOO!映画より~


家族の中には
外からはわからない
闇や
困ったことがあり

それぞれの家族にも
言いだせない気持ちや
押し殺している思いがある

それでも
自分なりの幸せに
近い方向へ 近い方へと
歩みを進めようとする

悩み 迷いながら……


ただ
なんとかしようとしても
マイナスの方向へ
向かうことがあったり

もしかしたら
方法が間違っていたり

どうにもならないことも……



子どもたち(と言っても
今回の映画の場合は
もう大人なのだけれど)
生きづらさの根本が
母に そのまた母(祖母)にも
あるということを
つきつけられたような
気がしました


これを観る前に読んだ
「母という病」という本と
映画のあちこちが繋がり


子どもの人生にとって
母のあり方は
とても重要で

決して簡単ではないのが
母業なのだと感じました


親から受け継いだものは
「おかしい」「嫌だ」
と 心のどこかで
気がつきつつ 
なぜか
子どもたちに
押しつけてしまいがち


本の章題
『おかしいと思うことが第一歩』
という言葉通り

「おかしい」「嫌だ」 から
目をそむけず
考えてみることから
新たな自分流の子育てが
始められるのかもしれません









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2014年4月16日水曜日

* ガラス張りの殻 *



人の評価ばかりを
気にしていた頃の私は
自分を 何か特別な殻で
覆っているつもりでいました


その殻は
薄くて 繊細で
ちょっとの刺激で
ヒビが入ってしまいそうな

そう 卵の殻のようなもの


ふいに割れて
中身が 期待どおりじゃなかった
と言われることが怖くて

そう思われたらどうしよう
恥ずかしい
と思う自分がいて

「ダメだ」と思われたら
取り返しがつかないような
気までしていました
 


でもね その殻は
透明でした

見えていないと
思っているのは自分だけで
周囲に 
私の中身は見えている

覆い隠しているつもりでも
覆い隠せていなくて

ダメな部分も
すでに知られていて

薄くて繊細な殻を
破られないように
守っていることも
逃げていることもばれていて^^;


なんだ 見えてるんだ

ダメなところも含めて
自分なんだから
しょうがない

そう認めた時
なんだかちょっと
肩の荷が下りたような気がしました

あぁ もう
変な頑張りと 欲張りは
いらないんだなって




皇居内
乾通りのサクラです




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2014年4月9日水曜日

あきらめる?



頑張ることから
生まれることもある一方で

あきらめることから
出来る道もあるもの


例えば 我が夫
子どもの面倒は見てくれましたが
うんちのおむつ替えだけは
出来ず……


初めは
「そんなこと言わないでやって!」と
文句を言ったり
他のパパは……と比べたり
腹を立てたりしていました

けれど 同じやり取りを
何度も繰り返すうち
「彼は できないんだ」
と あきらめるように


すると
“文句を言う”ことをやめるようになり
他のパパと比べることもなくなり
「わたしの役目」と切り替え
ストレスが生まれなくなったのです


あきらめるという言葉は
悪い言葉と
受け取られることもありますが
そうとばかりも言えないと
日々感じています



      *


“あきらめる”というと
こんなことをおっしゃる方も


「私はもう
 夫をあきらめました」とか

「息子・娘のことはあきらめます」とか


ん~ 
一気にそこまで進まなくても
全てをあきらめなくても
いいのでは……


できないことや
やる気のない部分は
あきらめるとして

それだって
この先 ずっと
あきらめ続ける
必要もないですよね

もしかしたら “今は出来ない”
だけかもしれないですし(笑)

出来ることも
認められる部分も
人にはあるから
ぜ~んぶ あきらめるのは
もったいないかな



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2014年4月2日水曜日

~ アウェイな感じ ~

 


ある時のお茶会で
『ママ友の中にいると
 “アウェイ“な感じがする』
と言う方が


この表現 
わかりやすい!


言葉は違っても
時々似たようなお悩みが


悩みまで行かなくても
これでいいのかな~と
不安な気持ちになる
……という感じでしょうか


「子どもの学校へ行って
 一人でいると 

 他の人は 何とも
 思っていないのだろうけれど
 友だちがいないと
 思われている気がして」とか

「浮いてる感じがする」とか


こういうことを書いている私も
溶け込めていない自分を感じることは
少なくありません(*^_^*)



      +



ところが  おもしろいのは
こういう不安を耳にして
「あっ 私も」
とおっしゃる方の
多いこと 多いこと

「えっ ほんと?」

「そうなの 私だけじゃないの?」

「なんだか ほっとします~」

私だけ……
のような気がしているのは
実は 自分だけで


一人の人を探してみると
ほら 
ここにも あそこにも


隣に立って
誰とも話していないママだって
「ワタシ ヒトリダワ」
と 思っているかもしれません



それにね

自分が思っているほど
他の人は
自分のことを見ていないものです


誰かと一緒にいる人が
うらやましく見えたとしても

 

逆のお悩みや不安もあって
“一人ではいられない自分”を
気にしたり
一人でも凛としているように
見える人のことを
うらやましく思っている
場合だってあるのです


人には いろんな場面があるから

一人でいる時もあるし
ママ友と話すこともある

話が合う時もあるし
合わない時もある

時には いや
かなりの確率で

アウェイな感じの自分もいる
……というのも
私はおもしろいと思うのですが
いかがでしょうか








新学期
子も親も
色々あるでしょうけれど

色々あって当たり前
それでいいんだと思うな






*3月23日清瀬で開催した
  幸せになるための心の整理術
  レポートはこちら↑をクリック


4月18日(金)、東小金井にてペンギンのお茶会を開催します

キャンセル待ち受付中です~

日ごろからなんとなくもやもやしていること、誰かに聞いてほしいことなどを
自由におしゃべりしてみませんか?
今回は、ランチつきのお茶会です。

お茶会の後、お食事をご一緒に楽しみましょう!
ナビゲーター・若松美穂
(心理カウンセラー・エッセイスト)
『サンキュ!』や『ESSE』などの生活情報誌で人気のカリスマ主婦。
著書『主婦が幸せになる53の方法』(双葉社)、『私と家族のしあわせ時間』(扶桑社)、
『お金をかけない暮らしハッピー・テク』(ベネッセ・ムック)ほか多数

テーマ「家族との関係について」
夫との関係に悩んでいる、子どもとの距離の取り方がわからない、自分の親とうまくいかない、などなど
日ごろ悩んでいることについて、気軽におしゃべりしてみましょう。
心の中に閉じ込めていたことを外に出すことで、心が少し軽くなるかもしれません。

日時 4月18日(金) 10:30~13:00(12時よりランチタイム)
会場 創作料理 wai(JR中央線・東小金井駅徒歩2分)
http://koganei-wai.com/
定員 7名(女性のみ・先着順)
会費 2950円(お茶・ランチ代含む)

お申込み先:contact
※必ずお名前、年齢、住所(市区町村まででOK)、お電話番号、過去に出席された場合はその旨を明記のうえ、
「4月お茶会参加希望」と明記して、4月10日(木)までにメールにてお申し込みください。折り返しご連絡いたします。
※ランチをする時間がないので、お茶会のみ参加したいという方は、ご相談ください。
※パソコンからのメール受信拒否にしている方は、設定解除をお願いします。
→これまでのお茶会の様子は、こちらからご覧いただけます